夜泣きが続くと、ママやパパは、疲れが溜まってきますよね。何を試しても効果がなく、毎日泣かれると、この夜泣きに終わりがない気がしてきます。その夜泣き、漢方でケア出来るって知っておられます?え!?子供に漢方って大丈夫なの?と不安なママやパパに役立つ漢方をご紹介します!
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漢方とは

昔から利用されている民間療法です。漢方=漢方薬と思われがちですが、漢方とは、鍼、お灸、整体、気功、生薬、養生などを含んだ広い意味で使われています。

ここでは、3つの夜泣きに効く漢方について取り上げ、特に漢方薬について詳しくご紹介します!

漢方その1・鍼

生後1か月から可能です。
小児はりで、体のバランスを整えていきます。神経を落ち着かせたり、冷えを改善したり、便秘を解消したり、アトピーを完全したりと、その子にあった夜泣きの改善が出来ます。

漢方その2・整体

生後1か月から可能です。
赤ちゃん整体で、体や頭のゆがみを整えることで、体の不具合を調整したり、神経の伝達をうまくいくようにしたりしていきます。胎児の頃から出産時、また成長する過程でも、ゆがむ状況が多々あります。転んだり、頭を売ったり、尻もちをついたり、階段から落ちたりし、その時にゆがんでしまいます。人間、特に赤ちゃんには自然に治る力があり、その治癒力でゆがみは調節されていきますが、中にはゆがみが治らず、神経の伝達がうまくいかずに夜泣きをしてしまう子もいて、まず体を見て、その子に合った体の調節をしていきます。

漢方その3・生薬(漢方薬)

それぞれの薬で服用可能年齢は違いますが、早くて生後2.3か月から服用できるものがあります。一般的に漢方薬と言われるもので、薬草の葉や根の成分が主で、自然のものから出来たお薬です。すぐに効くわけではなく、体質をゆっくり改善していきます。中には、敏感に周りの変化を感じ取り、眠りたいのに神経が過敏になっていて眠ることが出来ず、夜泣きする子がいます。漢方薬には、高ぶる気持ちを静めたり、安定させたりする作用を持つものが沢山あります。漢方に詳しい小児科などで処方してもらえますし、市販薬もあり試しやすい方法です。

夜泣きに効く漢方薬は?

一番試しやすい漢方薬。沢山の種類があります。どんな作用があるのか、どんな子に効果があるのかをご紹介します!

小建中湯(しょうけんちゅうとう)

虚弱体質を改善してくれる作用があります。よくおなかを痛がったり、腸が弱かったりする子に効果があります。

抑肝散(よくかんさん)

神経の乱れを改善してくれる作用があります。虚弱体質、神経質、怒りっぽい子に効果があります。

甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)

心身の興奮を鎮める作用があり、高ぶった神経を鎮める作用もあります。不安が強くて泣き止まない、神経がよく高ぶる子に効果があります。

柴胡清肝散(さいこせいかんさん)

肝臓の解毒を助けてくれる作用があります。肝臓の解毒作用が弱く、色々な感染先勝にかかりやすい子、アレルギー体質の子に効果があります。

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

体にこもった熱を冷まし、心を落ち着かせる作用があり、脳の興奮からくる不眠を改善してくれる作用があります。すぐに怒りやすく、上半身に熱がこもりやすい子に効果があります。

桂枝加龍骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

些細なことに興奮しやすい症状を改善してくれる作用があります。手のひらが、いつもしっとり湿っている神経質タイプの子に効果があります。

樋屋奇応丸(ひやきおうがん)…和漢薬

神経を落ち着かせてくれる作用があります。神経質や虚弱傾向にある子の体質改善に効果があります。和漢薬とは、漢方薬なのですが、ただの漢方薬ではなく、いろいろな生薬を混ぜてある日本独自の漢方処方薬です。西日本でよく知られています。1歳未満から1、2粒と記載があり、小児用もあり低月齢から服用できます。

宇津救命丸(うつきゅうめいがん)…和漢薬

体や神経の過敏な状態を落ち着かせてくれる作用があります。神経過敏で、体もデリケートな子に効果があります。こちらも色々な生薬を混ぜてある日本独自の漢方処方薬です。東日本でよく知られています。生後3か月から服用できます。

漢方薬を飲ませる方法は?

沢山の種類がある漢方薬。そのほとんどは粉薬なので、赤ちゃんにそのまま飲ませる事は出来ません。ミルクやジュースにそのまま混ぜると、そのもの自体が苦くなり嫌がるようになります。嫌いになると困る母乳やミルクには、混ぜないようにします。

上手な飲ませ方

  1. 粉薬を少量の水で混ぜ、練り、柔らかいクリーム状にします。
  2. 指でクリーム状になった漢方薬をすくい、上あごやほっぺの内側にぬります。
  3. すぐに白湯や果汁を飲ませます。

漢方はママやパパにも効果あり

子どもは、思っている以上に親の不安を感じ取ります。漢方は、もちろんママやパパも一緒に試すことが出来ます。過敏になった神経を落ち着かせると、夜泣きの対応に余裕が生まれます。また、子どもに漢方って大丈夫なの?と心配な時は、まず、自分自身で試してみて効果を実感すると、安心して漢方でケア出来ますね。

漢方を試す時の注意点

鍼や整体をやってみようと思ったら、必ず小児はりや赤ちゃん整体を行っているところで施術しましょう。

和漢薬は、市販薬なので、薬局などで購入できます。その他の漢方薬は、市販で手軽に買うことが出来るものもありますが、全く副作用がないとは言えませんし種類が沢山ありますので、その子に合った物を見つけるのは大変です。漢方薬に詳しい小児科や漢方薬専門の薬局などで、相談し購入すると安心です。

漢方と言えどお薬なんじゃ…?副作用について

漢方は安心と言っても、やっぱり「お薬」のイメージはぬぐえませんよね。それを小さな子供に与えることの副作用について、やっぱり気になりますよね。

よくある副作用は、胃腸障害、むくみ、アレルギー反応です。
胃腸の弱い赤ちゃんだと、胃がムカムカしたりダルくなるといった副作用がでやすいです。また、甘草を多量に服用してしまうと、むくみが現れることがあります。もし複数の漢方を服用する場合は、重複摂取にならないかを確認してあげましょう。
アレルギーに関しては、小麦アレルギーなどと同じように漢方に対して反応してしまうことをさします。こればっかりは合う合わないがありますから、皮膚にブツブツや痒みがでた場合は医師に服用を続けていいか確認しましょう。

副作用が出たとしても、激しい下痢嘔吐などはめったにありません。
個人差はありますが、安心して服用してもらえますよ。

まとめ

漢方は、体や神経系をケアする夜泣き対策と言えます。その中でも漢方薬は、手軽に試すことが出来ます。副作用が全くないとは言えませんが、用量・用法を守ることで、赤ちゃんに安心して飲ませることが出来る体に負担が少ない薬です。どうしようもない毎日の夜泣きに、漢方薬を試してみてはいかがでしょうか?どうしようかと悩むなら、一度、専門家に相談してみましょう。悩みをだれかに話すだけでもスッキリするかもしれません。その後考えても遅くはありません。その子に合った夜泣き対策を見つけてあげましょう。