夜泣きは子育てをしているお母さん・お父さんのほとんどが経験することで、赤ちゃんの夜泣きを治める為に大変苦労します。
すっと短期間で夜泣きが止まる子もいれば、ひどくなる子も中にはいて、「どうすればいいの?」と悩むお母さん・お父さんもいらっしゃいます。

ひどくてどうしようか悩むお母さん・お父さんの為に夜泣きのメカニズムと、
ひどくて困る時の対象法も紹介します。

夜泣きはどうして出てくるの?

新生児であれば約3時間おきに授乳とおむつ交換の繰り返しです。
お母さんのお腹の中に10ヶ月はいたのですから、外に出てからの生活に慣れるまでは少々時間が必要ですよね?

赤ちゃんは外に出てからいろんな刺激を肌や目から刺激を受けるので、生活リズムが胎内とは違うということになり、脳がパニックを起こしてしまいます。
諸説は他にもありますが、「昼間は起きている。夜はしっかり寝る」ということがまだできない月齢の低い赤ちゃんは、昼と夜の切り替えができない為に、夜泣きが出てくると言われています。

つまり、「夜泣きがひどくなる」というのは、赤ちゃんの生活リズム調整の大事な時期で、この時期を乗り越えると自然と消えるのです。

欧米の育児では全くない「夜泣き」の概念/

欧米での育児においては、「夜泣き」という単語自体ありません。
欧米での育児方法で「夜泣き」に対する考え方が違うからです。

夜泣きをすれば何か対処しなければという考え方ではなく、「見守る」という姿勢であまり問題視していません。
びっくりされる方もいらっしゃるかもしれませんが、赤ちゃんだけのお部屋を
用意して、生後6ヶ月を超えると、赤ちゃんだけで寝かせるというのが、
欧米での育児方法です。

日本ではなぜ「夜泣き」に対して過剰反応するのか?

欧米では大胆な育児方法ですが、日本での「夜泣き」に対する反応はどうして過剰なのでしょうか?

住宅事情はもちろんですが、夜泣きをおおらかに「あ、今日も夜泣きしているね。大丈夫かな?」と心配するご近所さんやお父さんの協力が得られにくいからです。

日本では、まだまだ赤ちゃんの脳の発達のメカニズムが広く理解されていない為に、あらぬ誤解を生んでいるとも言えます。

夜泣きがひどい状態から抜け出すには?

昼と夜のリズムがうまく調整できない時期の赤ちゃんの夜泣きはひどくて、お母さんもお父さんも大変です。

夜泣きがひどいと誰でも辛くなるのは当然です。
もしお二人もしくは一人でどうしようもないときは、先輩ママ・パパ、小児科や児童館、保健センターの相談窓口を是非利用してください。

まず、お家でできることや意外なことで治る方法を紹介します。

様子を見ながらできること

「泣いているからとすぐに授乳しない」「抱っこしない」「放置しておく」というごくごくシンプルな3点を実行することです。
この3点の方法は欧米の育児方法と全く一緒ですが、赤ちゃんの脳自体が「朝と夜をきちんと認識しよう」としているけれど、パニックを起こして泣いているだけです。

泣いているからと授乳などをすると、朝晩を認識しようとしている赤ちゃんの脳の成長を邪魔することになりますので、夜泣きが少々ひどくても、様子を見ながらそっとしておきます。

夜泣きをしていても注意をしておくこと

「様子を見ながら」と付け加えたことに実は意味があります。
長時間泣き止まない、育児相談しても「そのまま泣かせてもいいよ」と言われても長期間「夜泣き」が止まらない場合は、体調不良ということで泣いているので、
お熱を測るなどで至急病院へ連れていく必要もあります。

お熱とは別に夜泣きがますますひどくて受診したところ、
実はアトピー性皮膚炎や食物アレルギーで夜泣きにつながっているというケースが多いのです。
お風呂上がりや食事(離乳食)の時間から逆算してみると、夜泣きと重なるのであれば、小児科での検査をお勧めします。

薬や漢方薬を使うことはお勧めしません

夜泣きがひどいということで、小児科を受診するお母さんもいらっしゃいます。
お医者様によっては、夜泣き用の薬を処方されたりします。他にも漢方薬がいいと紹介されている本を読んで、購入しているお母さんもいらっしゃいます。

1回目は飲んでくれても、2回目以降は吐き出して飲んでくれない赤ちゃんがほとんどです。
赤ちゃんの味覚は、大人よりも敏感でしかも離乳食でいろんな食べ物の味を覚える時期でもあります。

その為にお薬ゼリーでごまかして飲ませようとしても飲んでくれなくなります。
風邪などでお薬を飲ませる時にも影響してきますので、できれば、薬を使った夜泣き防止は避けましょう。

ここでお父さんにも協力してもらいましょう

昼間は一人で育児をしているお母さんも多いでしょう。
夜はしっかり寝たいのに、夜泣きが始まると「気にしないこと」といわれても
反応してしまうのがお母さんです。

疲れているというのは赤ちゃんも自然と反応してしまい、余計に夜泣きをひどくすることがあります。そこでお父さんの出番です。

お父さんの運転で車での1時間程度のドライブ、お父さんが抱っこで外を散歩すると夜泣きがピタッと止まること多いです。
違う環境に連れ出すことで、夜泣きの大元である脳のパニックが落ち着くということも言われていますので、お父さんにも協力してもらいましょう。

まとめ

ひと昔前の育児では「夜泣きがひどいときは、授乳をすること」と言われてきましたが、赤ちゃんの成長に関する研究が進んで、「少々泣かしていても大丈夫ですよ」という育児学に変わってきました。

最近は「ワンオペ育児」と一人だけで育児をして、古い考え方を押し付けられ困っているお母さんが多いと聞きます。
決して、一人で抱え込まずにお父さんの協力もしてもらいながら、いい対処法を誰かに遠慮せずに相談してください。

これは、最後の言葉になりますが「夜泣きのひどい時期は絶対止まります」。
絶対一人で悩まないでくださいね。
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